こんにちは! こちらは佐賀県まん中のちょっと東。福岡県との県境にある山間の町、神埼市脊振(せふり)町です。町名の由来でもある脊振山は、ハイキングや自然観察などアウトドアで人気の低山。春には山菜採り、秋には紅葉狩りと、四季折々の自然を楽しめます。
\ お知らせ / 
*10月29日 オンライン質疑応答会&交流会 参加受付中!
ゆたかに流れる城原川の清流の周囲には田園風景が広がり、人の暮らしと自然環境との美しい調和が見られる。…そんな脊振町から、今回ご紹介するのは山暮らしを楽しむ仕事。地域のPRとなる情報をVlog(※)で記録し発信する地域おこし協力隊です。向いているのはきっと、こんな方。
◎ 山暮らししたい、山間の町に魅力を感じる
◎ まち探検、自然探索を楽しめる
◎ 人の話を聞くのが好き
◎ 動画をSNSに投稿した経験が1度でもある
「私、あてはまります」という方はぜひご応募いただければと思います。担当は佐賀県神埼市商工観光課の糸山です。よろしくお願いいたします。

ミッション:脊振の魅力をVlogで発信して、交流人口を呼び込む
山暮らしには、魅力がいっぱいです。ゆっくりと流れる時間。自然との共生。おだやかな人。この土地ならではの文化、風土、伝統行事。都会にはない感動が日常の至るところにあふれています。伝えたいんです、この魅力を。多くの人に脊振を知ってもらい、脊振とつながり続ける関係人口となっていただく。観光と移住とに関わるPR活動を、Vlogという情報伝達手段で担ってくれる、地域おこし協力隊を募集させていただきます。なぜ、PRにVlogなのか。その理由は、
◎ 現代人の大半が情報収集の手段としてSNSを活用している
◎ SNSは動画が主流
というデータ的な側面と、
◎ 脊振のおだやかな空気をリアルに伝えたい
◎ あなた自身の視点を通して、日常、景色、伝統行事で感じたリアルも伝えてもらいたい
という情報伝達手段としての特性を考慮してのことです。具体的に想定する撮影対象は、たとえば次の通りです。
・名所:眼鏡橋、脊振神社、高取山公園など。
・季節:冬の積雪、山開きなど。
・食:米、山菜、キノコなど地元産の食材など。
・伝統・文化:地元の小さな祭り、昔話の収集、木材加工、竹製品など。
・ドローン活用:市役所がドローンを保有しており、空撮も可能。
いかがでしょうか。すでに、撮影したいネタがいっぱい。カメラやスマホを持って脊振町を歩いてみてください。この他にも、地域のPRとなる情報をたくさん見つけて、動画にしていただければと思います。





具体的な仕事内容:脊振暮らしの魅力とありのままのリアルをVlogで発信する
日々の業務をご紹介します。目的は脊振の魅力を発信することによる交流人口の拡大です。休日のお出かけ先を探している人や、山間暮らしに興味がある人に脊振という町を知っていただくこと。観光や移住につながる「縁」を広げることが、Vlogのねらいです。
【業務内容】
① 山暮らしをテーマにしたVlog動画の制作
脊振で出会った地域のお店や観光スポットや人々、体験などを記録します。
(地域の方は必ずご本人の許可を得て撮影しましょう)
作品の方向性や作風は相談しながら決めていきましょう。
目安:月2本程度
②SNSでの発信
プラットフォームはTikTok・Instagramを想定しています。
得意な発信方法があればご提案いただけます。
※カメラやスマホなど必要機材に関しては協議の上、決定いたします。
③ 業務遂行にともなう事務等
職員との定例ミーティング、事務作業 (月報の作成など)、活動報告会 (年1回)
3年間の活動イメージ
脊振の暮らしをVlogで発信する仕事、その3年間の過ごし方を一緒に見ていきましょう。
◯ 1日の流れ
8:30~9:30  出勤、朝礼、メールチェック
9:30~12:00  本庁で担当職員と定例ミーティング
13:00~16:30  脊振を散策、地域の人と交流
16:30~17:15  事務作業、報告書作成、退勤
◯ 1週間のイメージ
(月曜日)定例ミーティング、脊振散策
(火曜日)脊振のスポット探検、お店にあいさつ
(水曜日)休み
(木曜日 撮影、編集
(金曜日)撮影、編集、発信
(土曜日)休み
(日曜日)休み
※地域行事への参加やイベントの開催に合わせて休日に出勤することもあります。その場合は振替調整可能です。(週4日勤務)
◯ 3年間のイメージ
1年目:地域を知り、地域の一員になる年
①地域住民やお店の方々と少しずつ関係を築きながら、脊振での暮らしに慣れていく。
※最初は担当職員と一緒に回りましょう。
②暮らしの中で見つけた風景や日常の魅力を動画で記録し、SNSでの発信を少しずつ開始する。
③観光地や店舗を訪ね、取材や交流のきっかけをつくる。
④撮影・編集のスキルアップの研修に行く。
【目標】Vlog制作・発信 月2本
2年目:発信力を高め、主体的に企画する年
①撮影・編集・発信のサイクルを軌道に乗せ、自分なりの発信スタイルを形にする。
(例)地域紹介・観光案内型、日常・体験Vlog型、ビジュアル・モンタージュ型、ほかにHow-to・解説Vlog等
②フォロワー数の増加を意識した投稿内容の検討、実行
※取材したい場所、してみたいことを、私たちにない視点からどんどん提案してください。(例)空き家DIY、畑仕事、リモートワークなど山暮らしに「何か」を掛け合わせたテーマを検討すると、動画のカラーが出てきます。
③「脊振にVlogを投稿している人」がいるという認知の拡大。
【目標】Vlog制作・発信 月2本
3年目:つながりを広げ、形に残す年
①2年目を踏襲しつつ、これまでに制作したコンテンツをまとめ、動画プレイリストやデジタルアーカイブを作成する。
②Vlogから交流人口、関係人口へのつながりを意識する。
※誘客につながる内容を考えたり、脊振を訪れた視聴者との交流など
③定住に向けた生業づくりを意識していく。
(例)撮影・編集スキルを活かした副業をはじめる
◯ 活動目標(KPI)について
動画制作本数:初年度は20本。着任後2〜3カ月の準備期間を経て、月2本を想定。
フォロワー数:3年後の目標は2,500人。
◯ 定住の準備について
2〜3年目に、定住に向けた就職活動や起業のための準備について担当職員と協議します。定住を前向きに検討される場合は、定住に向けた準備活動を仕事の一部として扱う場合があります。
仕事のウリ〈1〉定住してくれた協力隊がいます
これから活動する地域おこし協力隊の強い味方をご紹介します。地域おこし協力隊を任期満了で退任し、その後も脊振に定住している内村さん。脊振にある高取山公園を拠点に、公園の利用誘致やイベントを開催して活躍されました。「脊振に来てから、人は自然の一部で自然に生かされて私たちがあるんだと、体感しました。ここにあるものは、お金じゃ買えないものなんだなと。自然と一緒に生活できることが脊振の魅力。山にいると幸せです。協力隊になってよかったです。少しでも興味のある人は、とにかく1度来てみたら、楽しいですよ」


仕事のウリ〈2〉きれいな職場で働けます
デスクを置くことになる神埼市脊振交流センターは、2020年にオープン。山暮らしがミッションの今回の地域おこし協力隊ですが、職場はまだ新しさを感じられる快適な建物です。合田支所長も、協力隊と地域の橋渡し役になってくれるはずです。


仕事のウリ〈3〉きれいな住宅で暮らせます
住居は脊振支所からほど近い位置にある市営住宅を用意しています。快適に暮らせますよ。


こんな方に向いている仕事です
◎ 山暮らしがしたい
◎ 日常を記録することが好き
◎ 体験を人に伝えることが好き
◎ 動画の撮影・編集を仕事にしたい
<必須スキル>
◎ 山暮らしを楽しめる方
◎ 自然や人とのふれあいを大切にできる方
◎ 地域の方言や文化を楽しみ、地域住民との交流を積極的に図れる方
◎ 動画を作成し発信を行ったことのある方(機材や技術の習熟度は問いません)
◎ PCの基本操作(Word・Excelの使用、SNS等を活用した情報発信など)
◎ 普通自動車運転免許
<歓迎スキル>
◯ SNSでの動画投稿が得意
◯ コツコツと継続的に取り組むことが好き
◯ 動画編集ソフト(プレミアプロ、ダヴィンチリゾルブなど)の使用経験がある
※初心者でも歓迎です!
神埼市ってこんなところ!
佐賀県神埼市は、田舎暮らしと便利な暮らし、その両方を体験できるちょうどいいまちです。なんといっても特徴は、脊振山系から流れる城原川の清流。市章にもその様子が表現されており、水と生きる町としての個性を示しています。まちの中には、至るところに張り巡らされた総延長2,000kmとも言われるクリーク(水路)。ここでしか体験できない日常が確かにあります。
市内には吉野ヶ里歴史公園(吉野ヶ里遺跡)があり古代ロマンを身近に感じられます。また「長崎街道かんざき宿場まつり」「城原川ハンギーまつり」「脊振町わんぱく祭り」という三大祭りがあり、地域のつながりが強く、人と人の交流を楽しむ温かい雰囲気があります。 一方、佐賀市へは車で20分。福岡市中心部まで50分。通勤や通学はもちろん、買い物やレジャーにも便利な立地です。





募集要項
雇用形態
会計年度任用職員として市長が任用します。
地方公務員法に基づく服務の各規程が適用されます。
雇用期間は、活動開始日から1年間とし、活動に取り組む姿勢、業務の成果等により、任用した日から最長3年まで再任できます。
募集人数
1名
募集対象
次のいずれも満たす方を対象とします。
(1)応募時点で三大都市圏をはじめとする都市地域、または地方都市等に居住しており、採用後は神埼市に住民票を移し、実際に居住できる方(特別交付税措置に係る地域要件確認表に準じた要件となります)
(2)地域の方々との交流に積極的に取り組み、信頼関係の構築に意欲のある方
(3)心身ともに健康であり、地域協力活動の趣旨を理解し、地域の活性化に前向きに取り組む意志のある方
(4)パソコンの基本操作(Word・Excelの使用、SNS等を活用した情報発信など)が可能な方
(5)普通自動車運転免許を有しており、自ら運転して地域内を移動できる方
(6)地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方
勤務地
神埼市脊振交流センター、神埼市役所
勤務時間
原則1日7時間45分(8:30~17:15※1時間の休憩を含む)
勤務日数
週4日 
※土・日・祝祭日に勤務した場合は平日に振替休とします。
報酬
月額 210,000円
※期末勤勉手当は翌年度より支給対象となります。退職手当はありません。
有給休暇
(一年目)10日(二年目)11日(三年目)12日 ※繰越あり
夏季休暇
5日 ※6~10月の間に取得
待遇・福利厚生
・社会保険等(健康保険、厚生年金及び雇用保険)が適用されます。
・職務時の怪我等は、市の非常勤職員公務災害補償制度が適用されます。
・職務時は、公用車を使用することができます。
・職務で使用するパソコンは貸与します。
・職務専用のメールアドレスを付与します。
・職務で要する経費(旅費・消耗品等)は、市が負担します。
・副業は可能です。
選考
(1)第1次選考(書類選考)
書類選考のうえ、選考結果を応募者全員に通知します。
(2)第2次選考(おためし地域おこし協力隊・面接選考)
第1次選考の合格者を対象に、2泊3日のおためし地域おこし協力隊に参加いただき、現地にて面接選考を行います。
【おためし地域おこし協力隊】
日 時:令和7年12月6~8日(予定)
場 所:神埼市役所及び神埼市内
詳細は第 1 次選考結果とあわせて通知します。なお、おためし地域おこし協力隊及び面接に必要な旅費等の費用は、自己負担となります。
ただし、宿泊施設は市が手配し、代金の個人負担はありません。
(3)結果発表
第2次選考終了後に結果を通知します。
応募期間
令和7年9月19日(金)~令和7年11月3日(月)23:59
※応募書類必着
\ オンライン質疑応答会&交流会 /
令和7年10月29日(水) 20時00分~
開催方法:オンライン(Zoom)
申込方法:下記フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/bBuRbhPNCQDCWNuN7
応募書類及び提出方法 
次に記載の書類を持参もしくは郵送にて提出してください。なお、提出された応募書類等は返却しません。
・履歴書(市販の履歴書)
・応募用紙(Excel) ダウンロードしてご使用ください。
・住民票抄本(写し可)
・自動車運転免許証の写し
応募・お問い合わせ先
〒842-8601 佐賀県神埼市神埼町鶴3542番地1
神埼市役所 総務企画部 移住・定住推進課(担当:中島)
TEL:0952-37-0153
E-mail:iju-teiju@city.kanzaki.lg.jp
オンライン相談や現地の見学は希望により随時実施しますので、ご相談ください。
