協力隊紹介
佐賀県内で活動中の地域おこし協力隊や
協力隊OB・OGをご紹介します。
西川 彩菜
活動地域:
基山町・
基山町全域
- 出身地
- 鹿児島県大島郡
- 活動期間
- 2017年4月~2020年3月
- 活動内容
- 現代の日本では、都市と地方とで人口に圧倒的な差が生まれている。これは、若者の都市への流出が原因となっている。私が活動している基山町では、地域づくり団体は「後継者がいない」という課題を抱えている。年々高齢化していってしまう団体は、良い活動をしていながらも、「人がいない」という理由でその活動を終えざるを得なくなっている。一方、若者にも課題がある。特に、子育て中のパパママは「子育て相談ができる人がいない」という課題を抱えている。実家暮らしならそのような問題は起きないが、仕事や家庭の都合で、どうしても核家族化しなくてはならない家庭が増えているのである。この両者をつなぐことが出来れば、お互いの課題を解決することができるのではないかということで、活動している。
・保険センター3歳児健康診断へ訪問し、パパママから話を聞く。(ニーズ調査)
・高齢化している団体を訪問し、一緒に活動する。(彼らに代わってSNSでの活動の発信。→若者へのアプローチ)
- 佐賀の好きなところ
- 住みやすいところが好きだ。どういったところが「住みやすい」と感じる理由になっているかというと、「町の規模感(面積・人口)」「都市(博多・天神)までの距離」「人の距離感」「お店の多さ」「自然の豊かさ」の五つだ。
町が広すぎないため、「この町のことを知っている。」という安心感につながっている気がする。都市までの距離も、申し分ない。とても近いというわけではないが、「ちょっと遊びに」という感覚で行ける距離なので、自然に住みながらすぐ都会にも行けるところが私の好みにあっている。生活圏内にたくさんのお店があるのもいい。田舎のようで田舎でないから、通販に頼る生活もしないでよい。しかし、一番の理由は、人だ。この町の人はとても温かい。温かいくせに、過剰に干渉してこない。この絶妙な距離感がとても大好きだ。